~令和7年度長崎県医療的ケア児等支援者及びコーディネーター研修を行いました~

 令和7年11月11日~12日(前期)、12月23日~24日(後期)に渡って、令和7年度長崎県医療的ケア児等支援者及びコーディネーター研修を行いました。今年度は例年より定員を増やし研修の機会を広げました。県内各地域から参加をいただきました。

 前期の講義では、医療的ケア児等の医学的基礎的知識から、訪問看護の仕組みや現状、保育・福祉・教育に関すること、また、ライフステージに添ったご家族の想いなどについて学びました。熊本県医療的ケア児支援センターの統括コーディネーターであられる宅島恵子氏には、熊本県医療的ケア児支援センターでの活動の中でとりわけ先駆的に取り組まれてこられた保育所等への入園についてのお話をうかがいました。その後のシンポジウムには、長崎市こども部幼児課の主幹であられる宅島佳也子氏とともにご登壇いただき、当センター長岡田雅彦、副センター長井村弘子と共に「保育所等における医療的ケア児の受け入れについて」というテーマで意見交換を行いました。フロアとも活発な質問や意見発表がなされ有意義な時間になりました。

 後期の講義では、医療的ケア児等コーディネーターに関する総論の学びから始まり、拠点病院における退院支援のための退院カンファレンスの実際を、講師におけるロールプレイを通して体験しました。

 また、様々なケースについて実際プランニングを行う演習を主として課題に取り組みました。グループワークを複数回取り入れることで、県内各地域の参加者同士の交流も深まったようでした。

 最後の講義では「家族・地域・関係機関のつながり 命を守る」と題して、佐賀県医療的ケア児等防災アドバイザーの朝永渉氏の講義をお聞きし、各地域の防災や避難訓練について基本的な知識を確認した後、「災害時個別避難計画」作成のグループワークを行いました。

今後、支援者として、また医療的ケア児等コーディネーターとして各地域で活躍されることを祈念いたします。研修にご参加いただいた皆様ありがとうございました。